【介護業界で働きたい方必見】転職活動で注意するべき6つのポイント

  • 介護職の求人を見る際チェックすべきポイントとは?
  • 自分に合った求人を探すために知っておくべき条件とは?

介護職として就職や転職を考える際、どのような点に着目して就職すれば良いのか分からず困っていませんか?介護分野は慢性的に人手不足ということもあり、求人数はとても多いです。

介護職といっても、事業所によって規模は様々。働き方や仕事内容も少しずつ異なります。今回は、自分に合った職場探しのために確認すべき6つのポイントと、+aで介護職の求人探しに困っている人に役立つ情報をまとめてご紹介します。

日勤のみ

介護職が働ける職場には、様々な種類があります。「介護の仕事は夜勤が必ずある」と思っていませんか?

実は、介護職として働く事業所や施設の営業時間によって、夜勤のない職場も多数あります。夜勤はしたくない、夜勤をする自信がない、したくても出来る状況にない、という人でも大丈夫です。

また、夜勤勤務がある職場でも、日勤帯のみでの応募可能なところも多数あります。

日勤のみの職場であれば、職場により多少前後しますが、基本的には朝の9時~18時までの勤務がメインとなります。

特長

日勤帯のみの場合、家事や育児といった家庭と仕事との両立がしやすい点がメリットです。小さな子どもがいたり、自宅で介護が必要な高齢者が生活していたりなど、それぞれの家庭の状況に応じて検討してみると良いでしょう。

日勤であれば、生活リズムがバラバラになる心配もありません。家族団らんの時間を毎日設けたり、友人と仕事終わりや休日に会ったりと、周囲の人と同じ時間を過ごしやすいというメリットもあります。

毎日決まった時間に起床し、決まった時間に眠ることもでき、規則的な生活を送ることもできます。一般的に、夜勤専任以外であれば、夜勤・日勤・早出・遅出が組み合わさったシフトとなるため、生活リズムを整えることに苦労して時には寝不足に悩む人もいます。日勤帯のみの勤務であれば、そういう心配はないでしょう。

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賞与あり

賞与(ボーナス)があるかどうかも、介護職の求人をチェックする上では確認しておきたいポイントです。一般的に、介護職といえば薄給というイメージがあるかもしれませんが、賞与に関しては比較的安定的にもらえているケースが多いです。

ただし、賞与の額ばかり気にするのではなく、基本給や昇給についてきちんと確認されることをおすすめします。また、賞与をもらえる条件については、4か月以上の勤務実績があるなどとしているケースも非常に多いですので、就職・転職の時期によっては初回の賞与時期にもらえない可能性もあります。一般的には、賞与は年2回、6月と12月に支給しているところが多いです。

特長

賞与があると、「次の賞与まで頑張ろう」という気持ちになることもあるでしょう。また、賞与は半年の仕事の実績や勤務態度などを経営者が判断して金額を決めることもあるため、頑張ればその分もらえる額に影響する可能性があります。普段の仕事へのモチベーションが上がるポイントになります。

また、賞与があることで、夏や冬の出費が増える時期に手持ちが増えるという安心感もあります。

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社会保険完備

求人表には、「各種社会保険完備」とアピールしている職場もあります。各種社会保険と書かれている場合、当てはまるのは「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」の4つです。

  • 雇用保険
  • 失業後に関わる保険です。働く意欲がある人に対して支給され、再就職先が見つかるまでの一定期間、失業給付金を受け取ることができます。なお、失業給付金がもらえるのは、会社都合による退職であれば6か月以上、自己都合であれば12か月以上雇用保険に入っているることが条件です。

  • 労災保険
  • 勤務中や通勤中のケガや病気に対する保険です。治療費や治療中の賃金が保障されます。

  • 健康保険
  • 労災以外でのケガや病気に対する保険です。扶養している家族がいれば、その家族も一緒に加入できます。出産や病気で会社に行くことができない場合、一時金が支給されたり、給与の一部がもらえるなどの保障があります。

  • 厚生年金保険
  • 老齢年金がもらえる年齢になった時、国民年金の上乗せという形で支給される保険です。障害年金や遺族年金も含まれています。

特長

社会保険完備であれば、万が一病気やケガで一時的に働けなくなったとしても条件を満たせば収入を得ることができます。また、もらえる年金額が国民年金額よりも多くなるため老後の生活の助けになります。保険料については自己負担が半分となるため安心です。

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オープニングスタッフ

求人数は少ないかもしれませんが、新規創設された施設や事業所の立ち上げメンバーとして働くと、ほとんどのメンバーがお互いに初対面となります。既に会社の所有する介護施設等がある場合は、そちらから異動してきたスタッフもいるでしょうが、人間関係についてはほぼゼロから構築していく環境となるでしょう。

特長

慣習や暗黙のルールがない環境なので、自分たちで細かなルールを必要な時にその都度築き上げていく必要があります。大変な面もありますが、同時にやりがいや達成感を感じやすい環境でもあります。

古くから勤めているお局的な存在もいないため、経験年数の違いはあってもオープニングスタッフとしてはスタートが同じとなります。そうしたことから、人間関係が築きやすく自分の意見も積極的に伝えやすいでしょう。

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夜勤のみ

入所系の介護施設の場合、夜勤勤務もあります。一般的には夜勤可能な職員が日勤・夜勤ともにシフトで勤務するケースが多いです。しかし、職場によっては夜勤スタッフとして夜勤のみ勤務できるところもあります。

特長

夜勤帯は利用者がそれぞれ居室で寝静まる時間帯がメインとなるため、基本的に静かで活動性も低いです。ナースコールへの対応や、定期的な安否確認が主な仕事となります。

規模によりますが、夜勤者が1人のこともあります。職場の人間関係に悩むストレスを感じにくい環境で仕事ができます。そのぶん、緊急時の対応などでは人手が足りず慌ててしまうこともあるかもしれません。

夜勤専任の場合、日勤よりも手当てがつくため給与が高くなる傾向にあります。プライベートな時間は日中となるため、用事は平日の日中に済ませることができたり、通勤ラッシュに巻き込まれる心配がないなどのメリットもあります。

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主婦が活躍中

求人表には、子育て世代でも働きやすい環境をアピールしているところもあります。実際に、子育てしながら働いている人が多ければ、それをサポートする仕組みも整っているところが多いです。

子どもが急な熱を出したなど、予期せぬ出来事が起こった時、お互いに支えながら仕事ができる環境は、長く働いていく上でもとても大事です。子育てが一段落した先輩には、子育てについての相談もしやすいでしょう。

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+a.職場の種類ごとの特徴

介護職の働く職場は、様々な種類があります。施設や事業所の規模、役割、特徴によっては、利用されている方々の状況も異なってきます。

例えば、訪問介護員として勤務する場合は、基本的に1対1の関わりとなります。一人もしくは二人で利用者の自宅を訪問し、ケアプランに沿ってサービスを提供します。

一方、特別養護老人ホーム等の施設では、多人数の利用者に対し複数人のスタッフが関わります。利用者の1日の生活を、スタッフと協力しながら支援します。

このように、施設や事業所の規模やサービス内容の違いも、就職や転職時には考慮すべきでしょう。

特徴

規模の小さな事業所や訪問系の職場は、少人数を相手に仕事をするのが得意な人や、一人の利用者にじっくり関わりたい方におすすめです。

規模の大きい施設であれば、たくさんの利用者や職員と関わりながら仕事ができます。より短期間で様々な経験を積みたい、少人数との関わりは苦手という人におすすめです。

まとめ

今回は、介護職の就職や転職時に役立つ、求人のチェックポイントをご紹介しました。

これらのポイント以外にも、施設や事業所の介護理念が自分の考えや理想にマッチしているかなども大切なポイントです。

家から通いやすいなどの利便性も大事ですが、長く勤務し続けたいのなら、今回ご紹介したポイントについてもしっかりと確認して応募されることをおすすめします。