無資格未経験の方必見!介護の職場で仕事を探す方法

無資格・未経験

ekaigowithではこれまで、介護に関する様々な資格や職場、職種などを紹介してきましたが、今回は介護職の経験がない方、介護に関する資格をお持ちでない方でも働く事ができる介護の職種・職場をまとめて紹介したいと思います。

無資格者でも働ける職種とは

介護の現場では、資格を持っていなくても働く事が可能です。ただし、一部の職種については有資格者のみを募集しているので注意が必要です。無資格でも働ける職種は以下の通りです。

施設・通所での介護職

介護が必要な高齢者が入居している施設または通所する事業所での介護職は、無資格でも働くことが可能です。訪問介護については、基本的に介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士の資格を保有している必要がありますので、無資格者の方は施設系もしくは通所系の職場を探してみましょう。

看護助手

病院等で働く看護師さんをサポートする看護助手(医療行為にあたる業務は出来ません)の仕事も、基本的には資格は不要です。

調理職

介護施設で提供する朝・昼・夕の食事を作ります。管理栄養士や栄養士、調理師免許を持っていると選考に優位な場合もありますが、無資格者でも歓迎している求人がほとんどです。

介護事務

介護事務は、一般的な事務処理だけでなく、介護保険請求も行います。介護事務に関しては複数の民間資格がありますが、必ずしも保有していなくてはならないという職種ではありません。ただし、介護保険の仕組みや請求に関する知識が身に付いていると、即戦力として採用される可能性が高まります。

送迎ドライバー

介護が必要な方をご自宅から通所施設まで送迎するドライバーのお仕事は、普通自動車運転免許を保有していれば応募することができます。事業所の規模や送迎ルートによって運転する車の大きさは様々で、添乗員(介護資格保有者)の数も異なります。求人によっては、利用者の乗降をサポートを行うため、介護職員初任者研修修了という条件を必須にしていることもあります。

無資格者でも働けるサービス(職場)とは

介護職として働きたいけど、介護に関する資格は持っていないし、経験もない・・・という方でも働くことが出来る介護保険サービス(職場)をご紹介します。

グループホーム

グループホームは基本的には小規模(入居者4~10名程度)で、認知症の高齢者が入居しています。入居者と一緒に料理を作ったり、洗濯物を畳んだり、自宅で過ごす様な感覚で、必要方に対しては食事・入浴・排泄の介助を行います。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームには、介護度の高い方が50名程度入居しています。食事・入浴・排泄の介助はもちろん、レクリエーション行事なども行います。一緒に働くスタッフも多く、看護師や機能訓練士、調理スタッフなど複数の職種と関わる職場でもあります。

有料老人ホーム

有料老人ホームは、特別養護老人ホームと比較するとやや介護度の低い方も入所できる施設です。こちらも直接介助の他、レクリエーション行事なども行います。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅は、介護の必要がない方から介護度の高い方まで様々な高齢者が入居しています。

デイサービス

デイサービスは、利用者がご自宅から通う事業所で、日中を過ごす場所です。ストレッチや軽い運動を行うアクティブな事業所もあれば、塗り絵や書道などクリエイティブな作業を行う事業所もあり、特徴は様々です。

無資格者が働きながらキャリアアップする方法

介護職を無資格から始めたとしても、働きながらキャリアアップ(仮にここでは介護福祉士)を目指すことが出来ます。

STEP.1
介護職員初任者研修を受講・修了する
介護事業所で働く
STEP.2
介護福祉士実務経験を受講・修了する
実務経験を積む
STEP.3
介護福祉士国家試験を受験・合格する

介護福祉士の受験ルートは複数存在しますが、無資格未経験者が介護福祉士の取得を目指す場合、実務経験3年以上+介護福祉士実務者研修修了というルートを辿るのがベストだと考えます。

このルートでは介護職員初任者研修の修了は必須ではありませんが、介護職員初任者研修を修了していると、早い段階で介護に関する知識や技術を修得できたり、介護福祉士実務者研修受講時の一部科目免除が受けられたりするのでおすすめです。

就職先によっては、研修費用を負担してくれたり、研修終了後は資格手当を付与してくれることもありますので、チェックしておくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?介護に関するお仕事は、資格がない状態、経験がない方でも挑戦することができ、働きながら研修を受講したり国家試験を受験することでキャリアアップができるお仕事です。