【企業インタビューvol.5】株式会社東日本福祉経営サービス

介護業界で転職を検討されている、介護業界に挑戦してみたいという方に向けてe介護転職に求人掲載中の企業へインタビューを実施しました。

第5弾となる今回インタビューを行ったのは、株式会社東日本福祉経営サービス

2002年10月に設立以来、新潟県、埼玉県、千葉県、東京都で介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、ショートステイ、デイサービスセンター、訪問介護、訪問看護、居宅介護支援など、多角的に高齢者の生活をサポートしています。

インタビューに答えてくださったのは・・・

株式会社東日本福祉経営サービス
管理本部 人事総務部 人材開発課
丘山 様

東日本経営福祉サービスでは「おもてなしの心(ホスピタリティ)」を大切にされていらっしゃいますね。

東日本福祉経営サービス(以後当社)の社長である五十嵐が身内の介護を経験し、「ご本人もご家族も幸せになれるような安心して快適な老後生活を提供したい」という想いから会社を設立した背景があります。

介護が必要になっても、ご本人は「できれば自宅で過ごしたい」、ご家族は「なるべく一緒にいてあげたい」と感じている方が多いと思います。それでも自宅の環境やご家族のお仕事など様々な課題があって施設や事業所を利用することを選択せざるを得ない状況の方も少なくないはずです。

施設や事業所を利用いただくことで、ご家族がご自身で介護をされていたときに比べて、職員の知識量や技術力に安心されるというところまでは、どの介護サービスを利用されてもほとんど差はないかなと思っています。ただ、当社においては、お客様がどんなことを望んでいるのか、今何を考えていて何をすべきなのかということを、常に気にかけて接する事を重要視しております。つまり、ホスピタリティを大切に考えておりますので、お客様には、より高い満足を得て頂けるという自信があります。

働いている職員のみなさんには、正社員もパートも関係なく、入社した際に実施するウェルカム研修で会社設立の想いを必ずお伝えするだけでなく、接遇マナーも学んでいただいております。
おもてなしの心(ホスピタリティ)を継続して持ち続けるために、毎朝の朝礼等では、初心を忘れないよう企業理念・運営理念を唱和し、自分の考えや想いを述べる機会を設けるなどの取組みを行うことで、身だしなみを整えるだけではなく、心も整えてからお客様のもとへと向かいますので、全員が同じ方向を向いてお客様に接することができています。

資格取得支援に力を入れていると伺いました。具体的なサポート内容を教えてください。

無資格で入社された方は、介護職員初任者研修を受ける際の費用を負担させていただいたり、国家資格である介護福祉士を目指す方については、外部講師をお招きした講座を開催するなどし、資格取得を目指す方を会社が全面的にバックアップを行う体制を整えております。

昨年度実施した介護福祉士国家資格受験対策セミナーを受講した方は、全員介護福祉士資格を取得することが出来たんですよ。

講座を受講された方全員が介護福祉士資格を取得出来たのはすごいことですね!資格取得を会社が全面的にバックアップする体制が素敵だなと感じたのですが、働き方改革なども推進されているのでしょうか?

当社の介護職(正社員)は、基本的には早番も遅番も夜勤も入っていただくような一般的なフルタイム勤務なのですが、ご家庭の事情等で夜勤には入ることができない場合は日勤帯のみ、反対に夜勤帯のみので、正社員として働く事が可能です。他社さんではそういった要望を出すとパートとして働くことを提案されてしまうことが多いと思うのですが、当社ではご自身のライフスタイルに合わせて正社員として働く事が可能です。

それから、将来的に管理職などの幹部を目指したいという方には、総合職採用で介護職を選択することも可能です。総合職と一般的な介護職採用の大きな違いは、異動や兼務が多くあるというところで、複数の施設や事業所での経験を重ねて管理職を目指す事が可能です。逆に永く介護職の第一線として働きたいという方は、その道を選ぶこともできます。もちろん、会社と相談のうえ、入社前と入社後でご自身のキャリアプランを変更することもできるので、働きながらご自身の今後を検討することができますよ。

ご自身のライフスタイルを考えて働きながらキャリアを選べるのは魅力的です!福利厚生制度についても教えて頂けますか?

一般的な福利厚生といわれるもの(社会保険など)はもちろん一通り揃っていますよ。インタビューの始めに、当社の「おもてなし(ホスピタリティ)の心」を紹介しましたが、これは介護が必要とされるお客様、そのご家族だけでなく、働く職員に対しても当てはめることが出来るんです。当社の社長は、会社の業績が良かった時は決算賞与として職員に還元するという想いを強く持っており、4年連続決算賞与が付与された実績もあります。

また、当社施設では、グループ会社の株式会社アイ・フーズが、お客様の食事の調理から提供まで行っておりますが、スタッフも昼食等を株式会社アイ・フーズから割引料金で利用することができるようになっています。株式会社アイ・フーズは当社施設等に食事を提供しているほか、毎年箱根駅伝に出ている某大学駅伝チームの栄養管理依頼も受けております。つまり、職場で働きながら、健康的でバランスが取れた、美味しくて栄養満点の食事を摂ることが可能なのです。

それから、労働組合があるため、労働条件の維持や改善など、会社への交渉や組みや行政への働きかけを労働組合が行い、スタッフが安心して働くことが出来る環境も整えています。

働きながらバランスの取れた栄養満点の昼食がお安くいただけるのは有難いですね。話は変わりますが、貴社では介護記録票が電子記録に統一されたそうですね。ICTの導入を経て、どんな影響がありましたか?

介護記録が統一されたことで、「標準化」が進んだことが一番大きい影響かなと思います。例えば、入居者のAさんが水をどのくらいの量飲んだのかということを記録する際、ある職員さんは「コップ1杯分」ある職員さんは「150cc」と記録されることが無くなります。タブレットを操作して手順通り進んでいくと、表現が統一化されるようになったんです。こうすることによって、誰が見ても分かりやすい状態になりました。

また、紙で書いた記録は場所を取りますし、後で見返そうかなと思ったときにも見返しづらい、面倒だなと思うことも少なくありませんでしたが、電子記録になったことで、すぐに見返すことが出来るようになりました。お客様の過去1週間ごとのバイタル推移がグラフ形式で見える化されるようになり、わかりやすく一目で状態がわかるようにもなりました。

万が一、救急対応という機会が訪れても、救急隊員に直近のバイタルをすぐに伝えることが出来るなどのお客様の安全を守るメリットも大きいですね。中高齢の職員さんも直感的に操作できる簡単な仕様のため、導入時に大きな混乱が起きることもありませんでした。

業務効率化だけでなく、介護の質の向上にも役立っているんですね。それでは最後に、介護業界で転職を検討されている方にメッセージをお願いします!

冒頭にもお話ししましたが、介護施設を利用されているお客様は出来れば自宅で過ごしたい、ご家族の方は出来れば自分が寄り添っていたいと思っている方が大半だと思います。そんな中で24時間365日、介護のプロとして、ご本人だけでなくご家族も幸せに暮らすことができるようにサポートを行うことは、社会貢献度が非常に高く、誇りを持って働くことができる仕事だと思っています。

また例えば、物を売る仕事は、お客様が買ってくれるか、満足してもらえるかは、商品の見た目や質などで決まると思いますが、介護というのは物とは違い、形がございませんので、サービスを提供するスタッフしだいで、いくらでも価値を高め続けられますし、お客様の満足度を上げる事を追求し続けられるところが面白く、やりがいを持てるのではないかなとも思いますね。

現在は未経験で資格がないという方でも、働きながら国家資格の取得を目指すことができる仕事でもあるので、手に職を付けて一つの業界で長く働きたい方にはおすすめの仕事ですね。

積極採用中のサービス付き高齢者向け住宅です!

ローベル上井草 外観

ローベル上井草 食堂・機能訓練スペース

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(謹賀新年)

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ローベル西荻窪 ドライスペース

ローベル西荻窪 お食事
(お寿司)

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