【企業インタビューvol.7】株式会社ブレイブ

「派遣会社って何をしているの?」「派遣人材の集客はどうしているの?」

今回はそんなギモンにお応えすべく、医療・福祉業界で派遣事業を展開している株式会社ブレイブのマーケティングご担当者・福崎様にインタビューしました!

この記事を読んでわかること
  • ブレイブが派遣会社として、集客面で大切にしていること
  • ブレイブが今現在、共有している課題(取材日時:23/11/16)
  • 福崎さんが派遣会社に入社した理由
  • 今回お話してくださったのは…

    株式会社ブレイブのスタッフ戦略課で活躍している・福崎麻里絵さん。

    派遣スタッフの採用や、採用戦略、マーケティングを行っています。稼働スタッフに関しても資格取得の支援などを担当しています。

    ブレイブについて

    株式会社ブレイブは、マイナビグループの人材派遣会社で、医療・福祉分野に特化した派遣事業を展開しています。厚生労働省による「優良派遣事業者」の認定も取得。派遣エリアは全国に及び、各地方に拠点を構えています。e介護転職ではブレイブの全国の介護士・看護助手の求人を掲載しています。

    株式会社ブレイブの求人は下記ボタンから検索できます!

    派遣会社としてのブレイブの特徴は何ですか?

    基本的には無資格者も受け入れているのですが、他社の派遣会社さんと比べても有資格者の割合が高いので、それに伴って時給は高い傾向にあると感じます。

    そのような有資格者を集客するために、工夫している点はありますか?

    各支店の営業担当から、特に注力したいという希望があった実案件*をすぐ求人として反映させるよう、求人媒体の方に依頼させていただいています。

    有資格者限定の求人だったりするのですが、瞬時に掲載することで、そこに応募が入ってきた時に、すぐに稼働につなげることができるんですね。

    ※最新の注力案件・・・ブレイブの営業担当がクライアント(派遣先事業所)から受注した募集の案件をその日のうちに福崎さんへ共有し、e介護転職の求人へ反映する。

    実案件をすぐに募集・稼働させる体制が出来ているんですね。集客面では、何か意識していることはありますか?

    総合媒体よりは、専門媒体を積極的に利用しています。
    あと、自社ホームページ(ブレイブの「お役立ち情報」のページ)が意外と見られているんですよ。

    プロモーションをかけているわけではありませんが、結構応募が入ってきています。新規ユーザーも全体の半分以上、大体6割7割ぐらいは毎月ホームページから入ってきているユーザーです。

    プロモーションをかけていない割には、凄く好調なのではないかと思っています。

    そのホームページはどなたが管理しているんですか?

    私です!システム自体はパッケージシステムで、運用を私自身がやっています。

    コンテンツは毎月、3記事ほどアップロードしています。コンテンツ記事をアップロードして、サイトで読んでもらい、そこから応募につながることを狙って作っています。

    そのようなコンテンツは、どういった方に向けて発信することを意識していますか?

    もちろん求職者の方に向けて、というのは前提にありますが、介護・看護・保育 に特化した記事になっているので、求職者でない方やこれから働く人、今働いている人が「これってなんだっけ」という風に、たまたま調べた時にうちが出てくるようにしておきます。

    ブランディングではないですが、今度転職するときに「ブレイブ見てみよう!」と思ってもらえるように、しっかりとした記事のライティングをライターさんにお願いしています。

    どういう記事を書くか、どういう検索ワードで作っていくかを打ち合わせします。

    なるほど、しっかりと話しあってコンテンツの内容を決めているのですね。ブレイブの採用についてお伺いします。応募者の方を採用する上で、応募者のどういう点を重視して採用していますか。

    私自身は採用部門ではないのですが、応募してくださった方に関しては、全員を稼働につなげていきたいと考えています。

    どういう方、というよりも、応募者の方は全員稼働させようというのがブレイブの方針です。

    その方の希望の働き方に、なるべく応えていくというスタンスでやっているのですね。では今現在、スタッフの稼働について福崎さんが感じていらっしゃる課題ありますか。

    来年の4月から、認知症介護基礎研修が必須になるのですが、それによって無資格者の方が稼働につながりにくくなるのではないか、と懸念しています。

    クライアントさんから、認知症介護基礎研修を受けている方でないと募集しない、という声を聞くんです。約3000円の受講料がかかるところが多いんですが、それを派遣先の事業所かうちか、どちらが負担するかという問題なんです。

    ブレイブとしても決めかねている部分があるようで。最初はうちが負担しようという話でしたが、競合他社の人材会社の話を聞くと、「うちは絶対払わない」という会社さんがあって。

    介護加算と同じような考え方で、施設に何人そのような資格を持っている方がいないといけない、といったルールなので、そちら(派遣先)で払ってほしいというのが本音として否定できないところなのですが…

    そうは言っても、雇用はブレイブにあるので取引がなくなってしまうくらいなら、こちらで負担すべきなのかなと思っているんですが。

    そういう考え方ではない会社さんも結構あったりするので…決めかねていますね。

    今は認知症介護基礎研修について、指針を定めるべきだと福崎さんは考えてらっしゃるんですね。

    それでは続いて、福崎さんご自身のこともいくつかお聞きします。福崎さんがブレイブに入社したきっかけを教えていただけますでしょうか。

    まず、自分自身、派遣会社に興味があったんです。というのも、私自身母子家庭で育ちまして、私の母親が派遣で働いていたことがあったんですよ。

    そこで、母親の担当だった派遣会社の営業の方と結構仲良くしていて。仕事紹介はもちろんですが、それ以外でも様々な相談をする機会がよくあって、仲良くなったんです。

    そんな関係が素晴らしいなと思って。そういう人になりたいなと思ったんです。そこで営業をやりたいという風に思って、派遣会社で就職先を探しました。ブレイブに入社してしばらくは、営業をしていましたよ。

    ブレイブは働いていて、ここがいいなと思うポイントはありますか?

    どの会社もそうなのかもしれないのですが、風通しがとても良いと感じます。意見が通りやすいといいますか、一社員の方が言ったことが、次の月にはもう反映されている、という状況がよくあるんです!

    今、こちらの部署で働いていて、やりがいはどのような時に感じますか?

    そうですね、目標ありきになってしまいますが、やはり目標達成した時が1番やりがいを感じますね。目標は半期ごとに決めています。

    元々は、採用数で目標を立てていたんですけど、そこよりも最近は、現場の視点に立ち、稼働数を目標にするようにしています。採用数が多くても、稼働がないと売り上げが上がりませんし。

    採用すればいいだけじゃないんです。そこで、稼働する人材の目標を立てて達成した時に、 やりがいを感じます。

    稼働数を上げるためにはやはり、現場から上がってくる声を拾い上げてすぐ反映させていきたいんですよね。

    それでは最後に、派遣求人にご興味がある方や、派遣で働いてみようかなと迷っている方に向けてのメッセージをお願いします!

    派遣で働かれている方って、理由があって派遣で働かれていることが多いと思います。

    ですので、 そういうことを気負わずに、自信を持って働いてほしいですね。

    あんまり働けないしとか、子供小さいしとか。でも、そうだったとしても、自信を持って働いてほしいです!

    ekaigo with事務局からの一言
    今回は、株式会社ブレイブの採用戦略課・福崎さんにお話を伺いました。集客のみならず、スタッフの稼働までしっかりと目標を定めて取り組んでいらっしゃる姿が印象的でした。