ショートムービー「いっぽまえへ」制作ウラ話

いっぽまえへ

公開から1ヵ月が経ち、多くの反響を頂いているショートムービー「いっぽまえへ」ですが、どのようにして制作されたのか、制作を担当した篠原さん、上司の松浦さんにインタビューしてきました。

制作にあたってのウラ話が沢山聞けましたので、ぜひご覧ください!

いっぽまえへ
今後のキャリアに悩む主人公あけみは、親友のぞみに、転職についての悩みを打ち明けます。介護の仕事をしているのぞみが、自分の仕事にやりがいを感じ、イキイキしている姿を見て、あけみは転職を決意。決意する前と後でのあけみの表情の変化が見どころです。

登場人物


Yoshinori Matsuura
株式会社ベストパーソン
取締役

Chiaki Shinohara
株式会社ベストパーソン Web事業部/「いっぽまえへ」制作責任者

Kotono Sakurai
株式会社ベストパーソン Web事業部/ekaigo with インタビュアー

若い方にもっと介護という仕事を知ってもらいたい

今回動画を制作されようとした背景について教えてください。

櫻井

松浦

若い方にもっと介護の仕事を知ってもらいたいと思い制作しました。若い方の介護サービスの認知が、まだまだ低いので、動画をきっかけに介護の仕事に興味を持ってもらい、そこから介護業界で働く若い方が増えればいいなと思っています。
なるほど。若い方の介護の仕事に対する認知度を高めたかったということですね。

櫻井

松浦

そうですね。まずは興味を持ってもらうということが一番ですね。
興味を持ってもらうための方法はいくつかあると思いますが、何故今回は動画を選択されたんですか?

櫻井

松浦

最近の若い方は、新聞も見ない、ニュースやテレビも観ない、ただYoutubeは観る人が増えてますよね。動画を観る人は今後も増えていくと思いますので、動画を通じて、介護の仕事がどんなものかを伝えていければベストかなと思いました。
確かに、私も最近はずっとYoutubeばかり観ています。ついつい時間を忘れて没頭していることも…

では動画を通じて、若い方に伝えたかったメッセージとはどういったものでしょうか。

櫻井

松浦

介護の仕事で得られるやりがいと喜びですね。人と人との繋がりや、介護を通じて誰かの役に立った時の喜びが少しでも伝わると嬉しいです。
確かに介護の仕事のやりがいや魅力が伝われば、興味を持つ若い方も増えそうですよね。

櫻井

どうすれば伝わるかを徹底して追い求めた作品「いっぽまえへ」

では、実際に動画がどのようにして制作されたのか、制作の過程に焦点を充てて、お聞きしたいと思います。
今回、初めての動画制作をするにあたって、どのように進めていかれたのでしょうか。

櫻井

篠原

まずは介護の仕事のやりがいや魅力を伝える上で、どういった動画にするべきかを自分なりに徹底して考えました。自社のサービス内容を伝えるという選択肢もありましたが、観ている人の心に訴えかけるような動画にしたかったので、ストーリーベースのものが良いなと思いました。

篠原

観ていただければ分かりますが、自社サービスのe介護転職という文字は動画の後半にチラッとしか映りません。また、YoutubeやTwitterで、どんな動画が多く観られているかを調査しましたが、ストーリーベースの動画の方が反響が大きいということもありますね。
なるほど。確かに今回の動画は、CMではなく、短編映画のような感じですよね。動画のストーリーは、篠原さんが考えたのですか?

櫻井

篠原

初めは自分でもシナリオを考えてみましたが、結果的に制作会社がこちらの意図や要望を汲み取って作成してくれました。私の考えたストーリーに肉付けをして提案してくれた会社さんもいましたが、今回依頼した会社さんは、オリジナルのストーリーを提案してくれて、とても心に響く内容でしたので、お願いしました。
そうだったんですね。企業の制作する動画は30秒から長いものでも3分程度のイメージでした。今回5分と比較的長い動画になったのは、制作会社からの提案だったんですか?

櫻井

篠原

いえ、当初制作会社さんから提案されたものは3分半でしたが、打ち合わせや実際の撮影を通じて、より良いものを作ろうとした結果、5分になりました。こちらの伝えたいメッセージが一番伝わるものを作っていった結果ですね。
型にとらわれず、良いものを作ろうとした結果だったんですね。準備はかなり大変ではありませんでしたか?周囲の協力を得る必要もあったかと思いますが…

櫻井

篠原

正直、そこまで大変だったりしんどいと思ったことはなかったですね。制作会社の方も親身になって、色々な提案をしてくださったので、スムーズに進みました。
動画の途中で介護施設のシーンがありましたが、あれは実際の施設で撮影されたんですか?

櫻井

篠原

そうですね。今回出演されている俳優さんたちは、実際に介護経験のない方々でしたし、介護のシーンを挟むなら、実際に介護職で活躍されている方に出て頂きたいと思い、e介護転職を利用いただいている世田谷区社会福祉事業団様にご協力いただきました。
(世田谷区社会福祉事業団の求人はこちら)

篠原

依頼した際も、すぐに出演を快諾いただけたので、出演先探しに奔走したということもありませんでした。笑
なるほど。すぐに出演依頼を快諾いただけるということは、信頼関係がしっかり構築できていたということですね。

櫻井

篠原

自分なりにお客様との信頼関係は構築できていると思います。
ありがとうございます。では私が一番気になっていた点について、この「いっぽまえへ」という動画のタイトルにはどのような意味が込められているんですか?

櫻井

篠原

今回、主人公は未経験の介護業界への転職を決断しましたが、転職に限らず何か新しいことにチャレンジしたり、大きな決断をする際は、一歩を踏み出す、一歩前進する勇気が必要になると思います。
そうした勇気を後押しする、応援するという意味も込めて、「いっぽまえへ」というタイトルにしました。

松浦

私も、前向きでとても良いタイトルだと思いますよ。
そういった意味が込められているんですね。確かに新しいことに挑戦するときは、いっぽまえに踏み出す勇気がとても大切ですよね。
では、完成した動画の見どころについてお願いいたします。

櫻井

篠原

主人公の表情の変化や心理描写に注目をして観ていただきたいです。
現在の仕事に不満を持っている、また自分の将来に不安を感じている方は共感できる点が多いかと思います。そういったモヤモヤしている部分を持っている方が、新しいことに挑戦するきっかけや後押しになると嬉しいです。

今後も拡大する介護・福祉業界の仕事を選択肢に入れて欲しい

何度観ても、心に響くものがありますね。何か撮影における裏話ってあったりしますか?

櫻井

篠原

実は撮影を夏に行ったもので、撮影当日は、セミの声がすごいうるさかったんですよね。1年中観ていただける動画にしたかったので、なるべく季節感を出さないようにしました。どの場面でも、半袖の人や汗をかいている人はいません。なので、セミの声については大分消してもらっています。笑
そうだったんですね。セミの声は全然気になりませでしたが、音は消されてたんですね。笑
ではここで、改めて動画を通して伝えたかったメッセージをお聞かせください。

櫻井

松浦

今後も介護・福祉業界は拡大していきますが、ぜひ若い方に興味を持ってもらい、チャレンジして欲しいです。
どの仕事もそうだと思いますが、介護職は決して良いことばかりという訳ではありません。ただ、やりがいや社会貢献度が高いということは自信を持って言えます。

松浦

これから就職や転職を検討している方の、1つの選択肢として介護、福祉の仕事が入れば良いなと思います。
最後にe介護転職として、今後介護・福祉業界に与えたい価値を教えてください。

櫻井

松浦

10年、20年先も介護業界が健全性を維持し発展できるように、業界を下支えしていきたいです。
ありがとうございました。ぜひ1人でも多くの方に観ていただき、介護業界の魅力、やりがいを知ってもらえると嬉しいですね。
最後に、松浦さんと主人公を演じた女優の猫田にきさんの対談インタビューもございますので、ぜひこちらもご覧ください。

櫻井


 

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