埼玉県さいたま市の介護福祉士の介護求人・転職情報 該当件数 1,651件

介護福祉士とは

介護福祉士は、介護に関連する資格の中で唯一の国家資格です。介護に関する高度な知識や技術を有する専門職として、利用者の身体上のお世話や精神面のケアを行うだけでなく、現場介護スタッフに対する教育や指導といった、リーダー的な役割も担っています。

つまり、介護福祉士を所有していると転職や就職時にはとても有利です。施設や事業所側としては、介護福祉士がいることで得られる加算もあるため、できるだけ確保しておきたい人材といえるでしょう。

介護福祉士になるためには

介護福祉士になるには、介護福祉士国家試験に合格する必要があります。この介護福祉士国家試験の受験要件には複数のルートが存在するため、働きながら介護福祉士を目指すことも可能です。詳細を説明すると、大まかに分けて4つのルートがあります。

まず1つ目の養成施設ルートでは、

• 高等学校を卒業後、介護福祉士養成施設へ2年以上通う
• 福祉系大学等で4年間指定科目を修了し、介護福祉士施設へ1年以上通う
• 社会福祉士養成施設で修了し、介護福祉士養成施設へ1年以上通う
• 保育士養成施設で必要科目を修了し、介護福祉士養成施設へ1年以上通う

上記のいずれかの後、筆記試験を受験します。

2つ目の実務経験ルートでは、実務経験を3年以上施設で積み、介護福祉士実務者研修を修了（EPA介護福祉士候補者以外）もしくは、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修を修了している状態で筆記試験を受験します。

3つ目の福祉系高校ルートでは、

• 平成21年度以降に入学した者は卒業後に筆記試験を受験
• 特例高校等を卒業した者は実務経験を9カ月以上積んだ後、受験申込時に介護技術講習または介護過程・介護過程Ⅲのいずれかを受講して筆記試験を受験するか、実務経験を9ヶ月以上積んだ後、筆記試験を受験し、合格後実技試験を受験するかを選択する
• 平成20年度以前の入学者は、受験申込時に介護技術講習または介護過程・介護過程Ⅲのいずれかを受講して、筆記試験を受験するか、筆記試験を受験し、合格後実技試験を受験するかを選択する

経済連携協定（EPA）ルートでは、

• EPA介護福祉士候補者で且つ実務経験を3年以上積んだ者が、受験申込時に介護技術講習または介護過程・介護過程Ⅲまたは実務者研修のいずれかを受講して、筆記試験を受験するか、筆記試験を受験し、合格後実技試験を受験するかを選択する

福祉系高校ルートの平成20年度以前入学者と経済連携協定ルートでの介護福祉士資格の取得には筆記試験の後、実技試験を受け、合格すると介護福祉士資格の取得となります。前述した2つのルート以外は実技試験免除となるので筆記試験の合格をもって介護福祉士資格の取得となります。