神奈川県横浜市の介護職員基礎研修の介護求人・転職情報 該当件数 2,892件

介護職員基礎研修とは

介護職員基礎研修とは、施設系・在宅系を問わず、介護サービスに従事する職員の基礎的な共通研修として2006年に創設された研修のことです。講義と演習が360時間、施設等に置ける実習が140時間の合計500時間のカリキュラムを経ることで介護職員基礎研修修了者として認められ、介護職員基礎研修修了者はサービス提供責任者として働く事も可能でした。ただし、介護職員基礎研修は2012年度に廃止されており、新たに受講することは出来ません。介護職員基礎研修が廃止された理由として、介護系唯一の国家資格である介護福祉士の資格を取得するための要件ルートが複雑であったことと、介護福祉士の室にばらつきがあったことが挙げられています。現在は介護職員基礎研修に加えてホームヘルパー1級が廃止され、介護福祉士実務者研修に1本化されています。

介護職員基礎研修が活躍できる職場

介護職員基礎研修は新たに取得することが出来なくなってはいるものの、介護福祉の現場では依然として活躍できる資格です。訪問介護事業所では、高齢者介護のみならずその知識を活かして障害者介護も行ったり、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、有料老人ホーム、グループホーム、デイサービス、サービス付き高齢者向け住宅など、施設系の職場でも働く事が可能で、求人募集などでも資格保有者は大歓迎という文言を目にすることも少なくないです。また、介護福祉士国家資格の受験を希望される場合は、介護福祉士実務者研修の受講が必要ですが、実務経験が3年以上で、喀痰吸引等研修も修了している場合は、介護福祉士実務者研修の受講が免除となります。この条件を満たすことがなくても、一部の講義が受講免除になるなどの措置も取られますので、更なる高みを目指してまずは介護福祉士実務者研修を受講し、国家資格の受験に向けて知識や技術のアップデートを行うことも良いでしょう。