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第9回開催内容

共催
ベストパーソン(e介護転職運営元 )、読売エージェンシー
後援
読売新聞東京本社広告局
開催日
2018/11/10(土) 11:30~17:00
(受付)11:00~16:30
(各企業 個別相談会)11:30~17:00
会場
秋葉原UDX 2F アキバスクエア(東京都千代田区外神田4-14-1
JR秋葉原駅徒歩2分、銀座線末広町駅徒歩3分、日比谷線秋葉原駅徒歩4分、つくばエクスプレス秋葉原駅徒歩3分
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出展企業

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セミナー風景

石田竜生講演会:「笑い × 介護」で介護の仕事はもっと楽しくなる

講演時間
11:40~12:20/14:30~15:10
講師
石田竜生さん
プロフィール

介護エンターテイナー・作業療法士・ケアマネジャー・芸人

リハビリの国家資格である作業療法士として働きながら、大阪よしもとの養成所に通い、フリーのお笑い芸人・舞台俳優を続けている。芸人・舞台俳優活動で培った技術を活かして、日本介護エンターテイメント協会を設立。『人生のラストに「笑い」と「生きがい」を』をモットーに、『介護エンターテイナー』と名乗り活動している。リハビリ体操に笑いの体操、エンタメ性いっぱいのアクティビティなどを取り入れ、介護現場を「笑い」でいっぱいにするために、日本全国でボランティアやセミナーを開催中。開催したボランティアは、のべ150ヶ所を超える。

インタビュー

石田1

―― 本日のセミナーはいかがでしたか?

皆さん真剣に話を聞いてくれて、新しい発見をしたいという表情をされていましたし、現場で活かそうという意欲の方が多い様な気がしましたね。

―― 15秒で笑顔にする体操のご説明の際に、ミラーニューロン(鏡の効果)という表現をされていた事が印象的でした。
例えば気難しい利用者様と接する際、相手にも柔らかい態度になってほしいけど、どうしても自分が優しい気持ちになれない、笑顔で接する事が難しい、となった場合、こうしたらいいよ、というアドバイスをお願いします。

人の感情は相手にも移る(鏡の効果)ので、実は介護者が思っていることが利用者様に伝わっていたり、逆に利用者様の感情が介護者に伝わっていたりします。負の感情が相手に影響を与えるかもしれないなんて考えると、そこで自分が落ち着けたりとか、イライラしている気持ちが少し和らいだり、冷静になろうなんて気持ちに繋がるのかなと思います。

―― 実際に石田さんもそういったご経験を?

もちろんありますよ。
例えばレクを皆でやっていたとしても、やりたくない方を無理矢理参加してもらう必要はないと思っています。
参加したくなってくれるのを、気長に待てばいいと思うし、個別でやりたい方はそれでもいいんです。
周りの人がみんなで楽しんでいると、その空間にいるだけで、楽しい気持ちになれたり、次は参加してみようという気持ちになったりするかも知れないですよね。

なので、他のスタッフも巻き込んで一体になって、その場の雰囲気づくりを意識すると、参加しなかった方に直接アプローチしなくても自然と変わっていくというか。
そういった方だけにアプローチをかけると、迷ったり悩んだり優しい気持ちになれないなんて事もあるかもしれませんが、そんな時は環境から変えてみよう、周りの人たちから変えていこうという視点に切り替えると、上手くいくかもしれませんね。

石田2

―― セミナー終盤で、「相手のことを知るとその方の笑顔のポイントが見える」という表現がありましたが、介護職を未経験から始めた方にとっては、利用者様の事を知るために、どんなコミュニケーションを取ったら良いのか、どんな声掛けをしたら良いのか分からない方もいると思うのですが、そういった方に向けてアドバイスをお願いします。

何か新しい発見があったり、その方の良い所に気が付いた時は、その情報を書き留めておくことは重要だと思います。色んな施設でもやっているとは思いますが、スタッフみんなで共有できるようにノートにまとめたり。普段あまり話さない方が、こんな話題に反応したよ、とかそういう些細なことを書き留める。それが集まってくると今日はこの話題で話しかけてみようかなっていう事が出来ると思うんです。お話の回数を増やすことは大事ですからね。いきなりこのコミュニケーション方法を取ってみようとか、この話題を振ってみようとか、そういう事ではなくて、その方にあったコミュニケーションを見つける事だと思います。

それから、介護者自身が自分の好きな事や趣味の話をするのもいいかと思います。楽しかった出来事やハッピーなニュースをお話しするだけでも、先程出たミラーニューロンではないですが、相手の気持ちをハッピーに出来る可能性があると思っています。相手の話を無理に引き出す必要はないので、相手の事を知る前に、まずは自分の事を知ってもらうのも一つかなと。
その為には自分の強みを知っておくことです。利用者の方の強みや良い所を見つけることも大事ですが、自分はどんなことが得意で、何が好きで、人よりもこんな所で優れているというのを知っておくと、ケアに繋がったりもします。小さなことでもいいので自分の強みを探してみてください。

石田3

―― SNSなどを活用すると施設の良い所を発信出来て、周りから求められる施設になれるのでは、というお話がありました。
活用したいけど何から始めて良いか、どんな情報を発信したら良いか分からずに手を付けていない施設や事業所もあると思うのですが、どの様に活用していけば良いのでしょうか。

利用者の方に独自の新聞を作成して配ったりしている施設もあるかと思うんですが、まずはそこからのスタートで良いと思います。
文章を書くことが苦手なのであれば、写真を多めにする。配らずに掲示することもいいと思います。
利用者様が喜んでくれることはもちろん、普段施設でどの様に過ごしているのか不安なご家族も、新聞に載っている写真を通して、こんな表情をするんだって喜んでくれたりもします。
また、昔写真を撮ることが趣味だった利用者様がいれば、カメラを渡して撮影してもらうのも良いかもしれません。実際にそういった方にカメラを渡したら、普段は手が震えたり歩くことが不安定という状態にも関わらず、動きがピタッと止まって素敵な写真を撮っていただいたこともありました。

SNSを活用してという事になれば、若い方に発信をお願いしてもいいと思います。どんな写真を載せたらいいのかという点では、表情が良く伝わるものが良いと思います。笑顔だとか、動いている姿、文章だけでは伝わらない事も、写真を通してビジュアル化する事で、一気に分かりやすくなると思いますね。まずは行事の後にチャレンジしてみるのが良いかもしれません。

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来場者の声

男性Nさん(20代)
派遣会社を経由しないで直接企業様とコミュニケーションができたことが良かった。
女性Mさん(30代)
webで見ているだけではわからないことも確認できました。
女性Sさん(40代)
今まであまり興味がなかった分野のお話を聞けたので、選択肢が増えてよかったです。
男性Dさん(50代)
VR体験はなかなかできることではないが、体験出来てとても有意義だった。
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