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第1回(in大阪)開催内容

主催
ベストパーソン(e介護転職運営元 )
開催日
201911/23(土) 12:30~17:00
(受付)12:30~16:30
(各企業 個別相談会)13:00~17:00
会場
大阪駅前第3ビル 17F(大阪府大阪市北区梅田1-1-3-1700
JR大阪駅徒歩8分、御堂筋線梅田駅徒歩5分、東西線北新地駅徒歩2分、四ツ橋線西梅田駅徒歩5分
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出展企業

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セミナー風景

石田竜生氏 講演会「笑い×介護」で介護の仕事はもっと楽しくなる

講演時間
13:30~14:10/15:20~16:00
講師
石田竜生氏
プロフィール

介護エンターテイナー、作業療法士、ケアマネジャー、芸人

リハビリの国家資格である作業療法士として働きながら、大阪よしもとの養成所に通い、フリーのお笑い芸人・舞台俳優を続けている。芸人・舞台俳優活動で培った技術を活かして、日本介護エンターテイメント協会を設立。 『人生ラストに「笑い」と「生きがい」を』をモットーに、【介護エンターテイナー】と名乗り活動している。リハビリ体操に笑いの体操、エンタメ性いっぱいのアクティビティなどを取り入れ、介護現場を「笑い」でいっぱいにするために、日本全国でボランティアやセミナーを開催中。開催したボランティアは、延べ150か所を超える。

インタビュー

石本1

―― 本日のセミナーもすごく盛り上がっていましたね!こんなに聞き手を惹きつけるポイントはどこにあるんですか?

そうですね、僕は一番“掴み”を大事にしています。講演に入る前に体操をしてもらったじゃないですか?あれは、緊張をほぐすことと会場の一体感を出すことが目的だったんです。
開演を待っているときの感情ってみんなばらばらですよね。今日だったら、就職どうしようとか、面接どうしようとか、それをぐっと僕に引き付けるような一体感ですね。

それが「この人の話なんかワクワクするな」とか「ちょっと聞いてみようかな」とか、そういう気持ちにつながると思っています。僕は、もう笑わそうとかあんまり思ってないんです。
難しく考える必要はなくて、一緒に大きな声を出しましょうとか一緒に体を動かしましょうとか、簡単なことでいいんです。
あとは気持ちの面で、壁を作らないことを意識しています。やっぱり僕が一番声を出して、思いっきりやってないとね。変に壁を作っちゃうと、聞いている人は引いちゃうんです。
緊張されているお客様を前にして、僕が緊張してしまったりこの人たちあんま聞いてくれないんじゃないかなんて不安に思っちゃうと絶対にダメなんです。もっと笑おうぜ、もっと楽しもうぜ、っていう空気を思いっきり自分から作れると、結構うまくいくっていうのはありますね。

高齢者の方と接するのも一緒ですよね。施設に入られた高齢者の方は特に、生活が単調になりがちで感情の起伏がなくなっちゃう方が多いんです。なので、ちょっとした体の動きや笑い要素を入れて、気持ちのスイッチを切り替えるというか、そんな感じでいつもやっています。

―― 講演の中で、介護福祉士の資格を持ちながら介護職に就いていない方に帰ってきてもらう、年配者の就労を促す必要があるとおっしゃっていましたね。

介護業界では、有資格者のリタイアメントが増えてきているんです。
現在、会社の規則の60歳や65歳で定年退職される方は沢山いらっしゃるのですが、昔に比べて、今の60歳、65歳はまだまだ働ける状態であると思います。
長年この業界で働いてきた方については、資格をお持ちですし、経験や知識もあるので、定年後もその方たちが担える役割があってもいいと思います。

例えば、週3日でいいので教育係として若い世代を指導したりフォローしてもらう、そうすることによってこの方たちにとっても生きがいになりますし、通常の業務をしながら新人さんの教育も行わなければいけないような人材不足の悪い点も、そうした事で改善する可能性はありますよね。
柔軟なアイディアは必要かもしれません。

―― あちこちで講演をされながら毎回違うお話を聞かせていただけて興味深いです!ネタやコンテンツは、いつもどのように準備されているんですか?

そうですね。色々なテーマで講演をいただくので、毎回毎回工夫してやっています。
この話はすごく良い反応があったからネタに入れてみよう、っていうのを繰り返しています。

石本2

―― 新しい知識はどうやって得られてるんですか?

なにかで見つけた情報もそうなんですが、自分が施設で経験したことが多いですね。リハビリしているときなんかも、ただ動かすよりも「ここで足グッと動かしましょう」とか「思いっきりここでお腹グッと沈めるつもりで声出してみましょう」とか言ったほうが伝わるなっていうのが何となくあって。
その私の感覚と、この研究だとこんな効果が証明されているんだみたいなのを組み合わせてやっていますね。

―― “シャウト効果”あれ面白かったですね。僕もよく「よっこいしょ、とか言うな」って注意されてたんですけど、言うことに意味があったんだなって知りました

あれは別に悪いことじゃなくて、自然とやっちゃうことなんですよね。「あ」とか「よいしょ」とか、力入れるとき「うぉっ!」って言ったりとか。
人間声を出したほうが、力が入るっていう風に言われているんです。何気ない一工夫がケアの現場で活きてきたりするので、見つけるたびに講演でお話ししています。

―― “人手不足に悩んでいる介護業界ですが、石田さんのお話を聞いていると、介護ならではのおもしろみや現場にいたらこんなことをやってみたいなと思うことがたくさんありました。これからこの業界に人を増やすために、やっていきたいことはありますか?

自分でメディア“発信”をしていくこと、ですね。SNSやユーチューブ、ブログ、今回のような講演もそうです。「自分はこんな仕事してるよ」「介護の仕事は現場でこんな風に求められてるよ」っていうことを紹介して、関わり方や働き方も変えられるということを皆さんに知っていただけると、もっとやりたいなと思う方も増えてくると考えています。

あとは“発信”することの意義を、自分だけじゃなくて皆さんにももっと知ってもらいたいなと思っています。僕自身、講演に呼んでもらったり、企業様から相談のためにちょっとお話聞かせてくださいって声をかけてもらったりする機会が多くて。
発信していると自分の強みだったり、自分が考えていることや発見したことを自分の中に止めておくんじゃなくて、言葉にして外に出すことができるんですよ。働いててこういうことがあったんだってみんなに認めてもらえると、より仕事にやりがいが生まれると思います。

―― ““発信”ってなかなか難しそうですね...

ユーチューブとかブログって結構敷居が高いですけど、例えばフェイスブックやツイッターでひとこと発信してみたり、介護の仲間で集まってお話してみたり。
それだけで全然違ってくると思うんです。色んな人に意見聞いてもらって、こんな出来事あったよって報告する場所だったりとか発信する場所があると仕事も変わってくるのかなって思ったりします。

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来場者の声

男性Tさん(30代)
複数の企業担当者と話すことができ、働きたい職場が見つかった。
女性Kさん(20代)
知らない企業のことも知れて、とても有意義な就職イベントでした。
女性Aさん(30代)
ブースで働き方について、具体的な相談ができて、とてもよかったです。
男性Fさん(40代)
イベントに参加したことで、転職活動がスムーズに進められそうです。
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