看護師

看護師が働く場所

最近では、看護師の働く場所・活躍するフィールドが広がってきていますが、実際にはどのような場所で働くことができるのでしょうか。
この記事では、看護師が働く場所のなかから代表的なものをピックアップして、その内容を説明します。


勤務先 内容
病院 20床以上の病床を有する医療機関で、患者や妊産婦の療養上の世話、医師の診療の補助を行う。
クリニック 19床以下の病床を有する医療機関で病院よりも規模が小さい。少ないスタッフだからこそ、看護師には即戦力として働くことが求められる。
訪問看護ステーション 自宅で生活する患者の元を訪問し、医療処置（注射、点滴、測定、記録など）を行うとともに、利用者の状態を観察し、適切なアドバイスを行う。
企業の健康管理室 企業で働く社員の健康を管理する役割として、健康診断を実施するだけでなく、健康に関する面談、保健指導、メンタルヘルス等の相談に応じる。
学校 通学する児童がケガをしたり、具合が悪くなったときに応急手当を行う。看護師資格以外に、保健師や養護教諭の資格が必要な場合がある。
介護施設 入居者の身体介助、健康管理を行うとともに、健康状態の維持・向上に関する相談に応じる。
公共施設（役所、保健所等） 地域住民の健康相談に応じるとともに、家庭訪問、健康診断、予防接種の実施等がある。病気の看護というよりも、予防看護に重点を置いた業務が主。
海外（国際協力機構等） 発展途上国等に赴き、看護に関する知識・経験を生かして現地での看護業務を担うとともに、現地スタッフの技術向上を目的とした指導・支援を行う。

就業する場所によって仕事内容・幅が異なりますが、いずれも看護師としての知識・技術を活かして人の役に立つ仕事に従事します。また、現場の医師や保健師・助産師などの専門職との連携も重要です。