介護福祉士への転職体験談

e介護転職を使って、幸せな転職を実現したという方々にインタビュー。転職者のリアルな声をレポートします。

不動産業界から介護業界へ

プロフィール

中村さん(42歳)

大学卒業後に新卒で不動産会社に入社し、約20年間営業担当として従事。これまで仕事一筋でやってきたが、母親との死別をきっかけに転職を決意した。
現在は、都内の老人ホームで働くかたわら、介護福祉士の資格取得に向けて勉強中。週末は子供と遊ぶパパの一面も見せる。

中村さん

温かい職場に出会えました

転職のきっかけを教えてください。

新卒で不動産会社に入って以来、ずっと仕事中心の生活を送ってきました。
そんな折に母親が認知症になってしまって。でも、私は仕事の忙しさを言い訳に、母の介護は妻や父に任せっきり。
母が亡くなった時に「親孝行できなかったな」って後悔してしまったんです。
母にできなかったことを世の中で困っている人にしてあげられたら母も喜んでくれるかなって。
子供もまだ小さくてお金がかかる時期ですし、最初は転職に躊躇していたんですけど、妻からの後押しもあり、思いきって介護の世界に飛び込むことを決めました。

なぜ今の職場で働こうと思ったのですか。

最初は介護のことについて右も左もわからず、何から手をつけていいかわからない状況でした。とにかく情報を集めようと、色々なサイトを見ていたら、このe介護転職にたどり着いたんです。
いくつか、掲載されている求人に連絡し、面接を受けました。
でも、資格を持っていない私は、なかなか内定がもらえず苦戦。
そんな時に、今の職場に出会いました。私の気持ちを尊重してくれて、応援してくれた。そんな温かい職場だったので、働こうと思いましたね。

転職活動中に困ったことはありますか。

もともと介護業界で働いたことがないどころか、資格は何も持ってませんでしたし、年齢も40歳を超えているということで、なかなか採用されませんでした。それでも、e介護転職には介護職の求人がたくさん載っていましたので、「落ちたら次の会社を受ければいい」と逆に開き直れたことがある意味よかったのかもしれません。転職活動では、面接の数をこなすことが大切だと実感しました。

現在の1日のスケジュールを教えてください。

最近は食事介助や入浴介助を中心に仕事をしています。夜は資格の勉強もしているので、毎日忙しいです。それでも、自分のやりたかった仕事ができているので、とてもやりがいを感じています。

困っている人を助けたい

転職をした今の気持ちは?

思い切って転職して良かったと思いますね。前職に比べて、給料は下がりましたが、毎日「やりがい」を感じながら働いています。働き始めた時は、入浴補助で失敗して、お年寄りの方に怒られたり、コミュニケーションの仕方が良く分からず、戸惑いましたが、3ヶ月目くらいから慣れてきました。
今後の目標は、介護福祉士の資格を取得することですね。そうすれば、業務の幅も広がると思いますし、もっと多くの方を助けられると思うんです。私が母にしてあげられなかったことを日本中で困っている人にしていければと思っています。

採用担当者様の声

資格をお持ちでないので、転職活動には、苦労したとのことですが、面接では中村さんの熱い思いを聞いて、ぜひ採用したいと思いました。現場では、前職の経験を活かして、本当に熱心に働いてくれています。これから先も、日本の介護業界を盛り上げていってほしいと思っています。

採用担当者