介護福祉士

介護福祉士とは

介護福祉士は介護に関する専門的知識・技術を持つ専門職です。
主に高齢者や障害者などの日常生活を営むのに支障がある方に対して、身の回りのお世話(食事、入浴、排泄、移動の介助等)をする仕事に従事します。
主な仕事先としては、老人ホームなどの福祉施設や、要介護者のお宅を訪問し介護サービスを提供する訪問介護事業所があります。

介護福祉士の資格について

介護福祉士は介護系唯一の国家資格で、年に1回行われる国家試験に合格すると取得することができます。国家試験を受験するには、受験資格を満たす必要があります。

受験資格を得る方法は複数ありますが、ここでは代表的な2つのルートを紹介します。

養成施設ルート

介護福祉士養成施設(専門学校や短期大学等)に通学し、専門知識や技術を学び、決められたカリキュラムを履修して、卒業と同時に介護福祉士国家試験の受験資格を得るルートです。入学してから卒業までにかかる期間は2年〜3年、卒業年度の1月末に「受験資格取得見込み」として、国家試験を受験します。

実務経験ルート

介護の実務経験3年と介護福祉士実務者研修の修了で、受験資格要件を満たすルートです。
福祉施設などに勤務しながら、ちょうど3年を迎える頃に介護福祉士実務者研修を修了し受験資格を得るという流れです。仕事をしながら受験、合格を目指すルートなので、社会人にお勧めです。

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